健康食品としてのキトサン
高分子のままのキトサン、キチンではほとんど体内に吸収されることなく、体外へ排出されてしまうので、かなりの量を飲まないと期待する効果が得られません。
そこで健康食品としてキトサンをとる場合、重要なことは低分子で水溶性であるということです。キトサンがいかに素晴らしい効能を持っていても、吸収されなければ意味はありません。
通常、胃や腸から直接吸収できる分子量は約2万までと言われます。普通のキトサンは分子量が10万から100万以上にもなります。健康食品としてキトサンが吸収されるためには分子量が2万以下にしなければいけません。さらに分解して1万以下になると酸を使わなくても水に溶けるようになります。
このようにして出来た低分子水溶性キトサンが健康食品としてベストな選択であると思われます。